「台風来るってニュースで言ってる。
とりあえず水とパン買っとくか」
「懐中電灯…どこしまったっけ?まあ、スマホのライトでいけるでしょw」
毎年これで乗り切ってる人、いませんか?
あたしもずっとそうでした。
でもね、防災リストどおりに水と食料を用意しても、実はまったく足りていなかったの。
先に結論から言っちゃうね。
台風の本当の地獄は、風がやんだ後の「停電」にある。
しかも子どもがいる家は、大人だけの家とは困りごとの中身がぜんぜん違います。
暗いと泣く。
暑いと寝ない。
退屈だと暴れる。
この3点セットが、水と懐中電灯では1ミリも解決しないんだよねw
ちなみに、その「停電の夜」を丸ごと支えてくれる心強い味方があるの。
ここから詳細をチェックしてみてね☀️
台風の本当の怖さは、風がやんだ後にやってくる
まず、いちばん誤解されているポイントから。
台風って「上陸してる数時間が山場」だと思ってませんか?
あたしもそう思ってました。
でも実際に長引くのは、通過したあとの停電のほうなの。
あたしも疑り深いタイプだから、公的な資料を調べてみたの。
経済産業省が公表している台風15号の検証資料には、こう書かれていました。
「9月9日7時50分には関東広域で最大約93万戸の停電が発生した」
そして復旧については「9月21日に停電件数が1万戸以下となり」との記載。
台風が来たのが9日の朝で、ほぼ解消が21日。
つまり、2週間近くかかったということ。
台風そのものは半日で通り過ぎたのに、暮らしへのダメージはそこから始まってるんだよね。
しかも9月って、まだ普通に暑いじゃないですかw
エアコンが止まった家で、子どもと2週間。
想像しただけで背筋が寒くなる(暑いのに)。
出典:経済産業省「台風15号に伴う停電復旧プロセス等に係る検証について」(令和元年10月3日)
防災リストを揃えたのに詰む、子連れの停電で本当に困るもの
ここが今日いちばん伝えたいところ。
自治体や電力会社のサイトに載っている備蓄リストは、もちろん正しいです。
でもあれ、「大人が生き延びるための最低ライン」なんだよね。
子どもと一緒に家で過ごすとなると、話が変わってきます。
停電で実際にキツくなるもの:
- エアコンと扇風機が止まって、部屋の温度が上がっていく
- 子どもが暗闇を怖がって、寝るどころではなくなる
- テレビもタブレットも使えず、退屈した子どもが暴れる
- 冷蔵庫の中身がじわじわ心配になる(開けるのも怖い)
- スマホの充電が減っていき、情報も連絡手段も細っていく
見てのとおり、このうち水と食料で解決するのはゼロですw
特に上の3つは「電気がある前提」で組み立てられた我が家の平和が、根こそぎ崩れるやつ。
夜、真っ暗な部屋で「怖い」と泣く子どもを抱えながら、暑さで自分も限界。
そこで旦那が「あー、暑いなー」とだけ言って寝転がってたら…もう災害が2つ来てるようなものだよねww
こういうときのために準備するのは、根性でも気合いでもありません。
「電気がなくても回る仕組み」を、先にお金で買っておくだけです。
今日から準備できる、子連れ台風の備え3つ
高いものを買い揃える前に、今日タダで、あるいは数百円でできることがあります。
ずぼらでも続く順に並べたよ。
今日からできる停電の備え:
- 冷凍庫を保冷剤とペットボトルで埋めておく:
凍らせた保冷剤や水入りペットボトルを冷凍庫に詰めておくと、停電しても庫内の温度が上がりにくくなります。溶けたら飲み水にもなるし、タオルで包めば子どもの首元を冷やすのにも使えます。冷凍庫は隙間が少ないほど保冷が効くので、スカスカにしないのがコツだよ! - 玄関に「停電セット」をまとめて置く:
停電は暗くなってから気づくことが多いので、探し回る時間が地味に危ないです。LEDランタン・モバイルバッテリー・ウェットティッシュを一つの袋にまとめて、玄関やリビングの決まった場所に置いておくだけ。「どこだっけ」を無くすのが最大の時短だよ。 - 電気を使わない遊び道具をストックしておく:
トランプ、シールブック、折り紙、光るブレスレットあたりを1袋にして隠しておきます。ポイントは、普段は絶対に出さないこと。「特別なとき用」にしておくと、非常時に子どもの気持ちが持ちます。親の消耗が減るのが本当にありがたいところ。
3つ目、地味に見えて効きます。
子どもが泣きわめく時間が減るだけで、親のメンタルの持ちがまるで変わるので。
ちなみに水の量の目安は、首相官邸の防災ページに「飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)」と書かれています。
4人家族なら3日で36リットル。
……2リットル×18本。
想像より多いよねw
停電の夜を支えてくれるお助けアイテム
そのうえで、「これがあると難易度が変わる」ものを紹介するね。
大きめのバッテリーにコンセントが付いていると思えばOK。
充電しておけば、停電中でも扇風機やスマホの充電、小さな照明に電気を回せます。
子連れ視点で大きいのは、やっぱり扇風機が回せること。
9月の停電で室温が上がっていくとき、風があるかないかは体感がまるで違います。
選ぶときは、この2つだけ見れば大丈夫だよ。
ポータブル電源の選び方:
- 容量(Wh):
数字が大きいほど長く使えます。扇風機やスマホ充電など小物中心なら500Wh前後から、家族で一晩以上まかないたいなら1000Wh級が候補になります。 - 定格出力(W):
「同時にどれだけの家電を動かせるか」の数字。使いたい家電の消費電力より大きいものを選びます。扇風機は数十W程度なので、300W以上あればだいたい足ります。
正直、安い買い物ではありません。
でも普段はキャンプや車中泊、屋外の作業でも使えるので、寝かせておくだけの防災グッズにはなりにくいアイテムです。
「高いから」と毎年見送ってきたあたしが言うのもなんだけど、去年の3時間の停電で完全に心が折れたので、今年はもう腹をくくりましたw
もっと手前から始めたい人は、この2つでも十分効果があります。
まずはここからでもOK:
- 大容量のモバイルバッテリー(スマホ数回分の充電を確保)
- 吊るせるタイプのLEDランタン(手が塞がらず、部屋全体が明るくなる)
真っ暗な部屋でスマホのライトを天井に向けるより、ランタン1つのほうが子どもの安心感がぜんぜん違うよ。
それでも何を買えばいいか分からない人へ
ここまで読んで「結局うちは何がどれだけ要るの?」となった人。
自分で計算しなくて大丈夫です。
東京都が公開している東京備蓄ナビを使えば、3つの質問(家族の人数・性別・年代など)に答えるだけで、家庭に合わせた備蓄品目と必要量のリストが表示されます。
無料だし、登録も不要。
東京都のサイトだけど、必要な量の考え方は他の地域でも参考にできます。
これ、スマホで3分あれば終わります。
「防災、ちゃんとやらなきゃ」と思いながら3年くらい放置してる人(あたしですw)は、まずここからで十分だよ。
子連れの台風の備えのまとめ
最後にポイントだけおさらいするね!
今日のまとめ:
- 台風の山場は通過中ではなく、その後の停電が長引くこと
- 過去には復旧まで2週間近くかかった事例が記録されている
- 子連れの停電でキツいのは、暑さ・暗闇・退屈・冷蔵庫・充電
- このうち水と食料で解決するものは一つもない
- 冷凍庫を埋める、停電セットを玄関に置く、電気を使わない遊び道具を隠しておく
- 扇風機を回せる電源があると、9月の停電の難易度が変わる
台風は毎年来ます。
来るとわかっているものに毎回ノーガードで挑んで、そのたびに家族で消耗するのって、けっこう理不尽だよね。
一度準備してしまえば、来年も再来年も使い回せます。
「頑張って耐える」から「仕組みで流す」に切り替えていこう!
さっきアメダス子が紹介したお助けアイテムはこれだよ!ここから詳細をチェックしてみてね☀️
今年の台風シーズンは、暗い部屋で泣かせずに済みますように。