図書券を使うときに、「おつりって出るのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?結論から言うと、図書券は原則としておつりが出ません。しかし、賢く使えば1円も無駄にせず活用することが可能です。
この記事では、図書券の種類や使い方の基本から、おつりが出ない理由、損しない調整方法、進化した図書カードNEXTの便利な機能まで、初心者にもわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んで、図書券を最大限に活かしましょう。
図書券とは?種類と基本的な使い方
図書券とひと口に言っても、現在は主に「図書カードNEXT」という電子式のものが主流となっています。まずは、その基本を理解しましょう。
紙の図書券と図書カードNEXTの違い
図書券には「紙のタイプ」と「電子カード型」があり、それぞれ使い方や有効期限が異なります。
- 紙の図書券:旧式のもの。現在は新規発行されておらず、店舗によっては使用できないこともあります。
- 図書カードNEXT:現在主流のICチップ付きカード。スマートフォンから残高確認ができ、利用履歴も追跡可能。
https://www.toshocard.com/next/
どこで使える?対応書店とサービス
図書券は全国の多くの書店で使用できますが、店舗ごとに対応が異なる場合もあります。
- 紀伊國屋書店、ジュンク堂、丸善、三省堂書店などの大手書店では利用可能
- 一部のオンライン書店(honto、楽天ブックスなど)でも対応
https://books.rakuten.co.jp/
利用前に公式の「加盟店検索ツール」で確認するのがおすすめです。
https://www.toshocard.com/use/shoplist.html
図書券ではおつりが出ない理由
「おつりが出ない」という図書券の仕様には、実は法的な根拠があります。
法律的な背景(資金決済法)
図書券が“お金のようでお金でない”理由は、資金決済法に基づく規定にあります。
図書券は、プリペイド式の前払式支払手段として「資金決済に関する法律」によって運用されています。この法律では、図書券の現金化やおつりの支払いを禁止しています。
参考資料:資金決済法(消費者庁)
店舗別の対応一覧表(主要書店)
店舗によっては、独自の工夫で使いやすくしてくれるところもあります。
店舗名 | おつり対応 | 備考 |
---|---|---|
紀伊國屋書店 | × | 端数は現金で補う形式 |
ジュンク堂 | × | 文具との組み合わせ推奨 |
丸善 | × | おつりなし。調整購入推奨 |
小規模書店 | △ | ポイント還元などの独自対応も |
おつりが出ないときの対処法
損をしないためには、金額の「調整力」がカギになります。
価格調整のコツ(複数冊・文具・雑誌など)
500円や1,000円の図書券を無駄なく使うには、複数商品を組み合わせて金額を調整するのがコツです。
- 書籍を複数冊まとめ買い
- 文房具、雑誌との併用(書店によっては可能)
- 価格が券面額に近い商品をあらかじめリストアップ
併用支払いの方法(現金・クレジット)
図書券だけでは足りないときは、他の支払い手段との併用が便利です。
- 現金、クレジットカード、電子マネーで差額を支払うことが可能
- 事前にレジで「併用できますか?」と確認するのが安心
図書券をもっと便利に使う方法
「図書券=紙」というイメージを持っている方も多いですが、現代ではさらに利便性が増しています。
図書カードNEXTの機能とメリット
スマホで残高確認ができる図書カードNEXTは、プレゼントにも最適な進化型図書券です。
- スマホで残高・履歴確認OK
- 紛失時の再発行サービスあり
- 有効期限は10年と長め
- プレゼント用テンプレートも充実
https://www.toshocard.com/next/use.html
オンラインショップで使う方法と注意点
図書カードNEXTは一部のオンラインショップでも使えますが、制限があるので注意が必要です。
- 楽天ブックスでは一部商品のみ対応
- hontoでは図書カードNEXTでの決済が可能
- 利用には「NEXT ID」の登録が必要
よくあるトラブルとその対処法
トラブルを未然に防ぐためにも、事前準備と確認が大切です。
券の有効期限・使用不可の店舗・勘違い事例
図書券関連で起こりやすいトラブルをあらかじめ知っておきましょう。
- 紙の図書券が使えない店舗がある
- 有効期限が切れていた(特に図書カードNEXTは10年)
- 「おつりが出ると思っていた」という勘違い
解決策
- 店頭やWebで利用可否を事前確認
- NEXTの残高はスマホでチェック
- 使用時に店員に「おつりは出ませんか?」と一言確認
まとめ|図書券は工夫次第で無駄なく使える!
図書券は、おつりが出ないという仕様こそありますが、その性質を理解し、うまく使えば非常に便利なアイテムです。価格の調整や併用技、進化した図書カードNEXTの活用で、1円も損せず賢く使いこなすことができます。
- 図書券は原則おつりが出ない
- 調整購入や併用支払いで無駄を防ぐ
- 図書カードNEXTで利便性アップ
プレゼントにも最適な図書券。知識を持って活用すれば、より豊かな読書生活が待っています。